大島から期待の新人現る

 

今日は、気仙沼沖にある大島から来くれている、レンちゃんについてお話します。

左の地図の通り、気仙沼港の沖に大島という島があります。フェリーで25分足らずで行ける島ですが、気仙沼湾に浮かぶ島という場所柄、大津波の直撃を受け、多くの方々が被災されました。

 

この島の小学校(大島小)の野球部にレンちゃんと言う女の子が在籍していました。

 

以前、気仙沼小学校野球部のコーチをしていて、現在ホワイトタイガースのコーチをしてもらっている林さんから、「大島にいい選手がいる!」と言われ、これまで体験練習に誘い、2回ほど参加

してもらっていました。

 

今回の震災により、大島小学校の野球部が思うように活動できなくなったため、改めて林コーチが声を掛けたところ、ホワイトタイガースへの入部を決意してくれたのでした。

と言うわけで、今朝はまず最初に、新入会した

レンちゃんをフェリー発着場に迎えに行くところから始まりました。

フェリーが近づくのを見ながら、「ホワイトタイガースの練習に参加するために、わざわざ船で

来ているんだよなぁ」と改めて思うと「自分も

頑張らないと」と気が引き締まる思いがします。

 

さて、レンちゃんは今日で3回目の練習参加ですが、野球をやっていただけの事はあり、みんなに一目置かれる動きを見せてくれています。

 

今日の練習は、まず気仙沼小学校で行いました。校舎前では、南気仙沼小PTA祭りの準備が行われていましたが、野球部のグランド前が空いていましたので、初めはそこを使っていました。

 

しかし、次第にPTA祭りに参加するため車が

増え、臨時駐車場の校庭を埋め尽くしてきたので、途中で練習を切り上げ、駒場公園に場所を

移して、再び1時間ほど守備練習をしました。

 

 

 

初めて駒場公園で練習しました。

ここは、震災直後「瓦礫置き場」になっていましたが、今ではすっかりきれいになっていました。

 

土の公園ですので、新城沖公園より練習場としては適しています。

最後は、先週中学生に教えてもらった応援練習で締めくくりました。

 

久々に主力メンバーの6年生が揃ったので、いい練習ができたと思っています。