豊里中学校との練習試合

 

来週に大会を控え、中学生チームは初めての練習試合を行いました。
朝方から小雨が降り出し、試合が出来るかどうか心配しながら約65km離れた試合会場の登米市豊里町へ向かいました。

実は、私は登米市登米町出身ですが、豊里町を

訪れるのは子供の時以来です。

 

 

本日の対戦相手は、登米市の中体連で準優勝し、宮城県大会に出場予定の豊里中学校です。
第1試合は、ホワイトタイガース先攻で試合が

始まりました。

雨の中での試合からボールが滑り、お互いに点

取り合戦の装いを呈してきました。

1回表、ホワイトタイガースは8点を先取し、

好調な出だしでした。

しかし、最終回には9点も取られ、終わってみ

れば「9対14」で敗れてしまいました。

 

 

2試合目は天気が少し改善し、小雨模様の中プレイボールとなりました。今度は後攻です。

1回裏にホワイトタイガースは、またも猛攻で

大量点11点を先取「今度こそ!」と気合いを

入れると、その勢いで「13対10」で逃げ

切り、勝利をおさめました。

 

今日の2試合を振り返ってみると、我がチームは、結構打って走ることが出来ているものの、

守備の初歩的なミスが目立ちました。ただ、このミスに対する調整はそう難しくないと思います。

 

 

大会に向けて、チームにまとまりが出てきていることは感じられました。生憎の雨天でしたが、

今日、練習試合が出来たことは、非常に大きな

収穫だったと思います。

 

実は、今日の練習試合には3年生の主力メンバー2名が家庭の事情で参加できませんでした。

大会当日はベストメンバーが揃い、万全の体制で戦える事を願うばかりです。

 

 

このチームは、昨年の中体連新人戦宮城県大会

1回戦において、終始リードしながらも最終回

逆転サヨナラ負けをし、子供たちはグランドに

泣きくずれ悔し涙を流したメンバーです。

 

その姿をしっかり脳裏に焼き付け「今年こそは

絶対に勝つぞ!」という気持ちで、1年間

頑張ってきました。

 

途中、「震災」というとてつもない大きな壁が、彼女たちの前に立ちはだかりましたが、多くの

方々からの支援・激励によって、くじけることなく再起を果たしました。

 

もう、ここまで来たら最善を尽くすのみです。どんな状況の下でもあきらめず・頑張り、結果に

結びつけたい。子供たちの喜び合う笑顔が見たいから。

 

「がんばれ!!!☆気仙沼ホワイトタイガース☆」

 

     来週は、いよいよ大会です。