思いやりのあるチーム

トスバティング
トスバティング

今日は、ホワイトタイガースの小学生・中学生

チームと、気仙沼小学校野球部の中学年メンバーという異色な組合せで合同練習を行いました。

練習場所が少ない現在、ある意味スペースの効率良い利用方法と言えます。

 

中学3年生(鹿折中)は中体連の地区大会で優勝し、22日(金)の宮城県大会へ駒を進めましたが、稲井中学校(石巻市)に12対4で敗れてしまい、平成23年度の大会が全て終わってしまいました。

 

中学3年生はこれで引退です。

 

今後は、それぞれの進路を目指し、頑張ってほしいと思います。勉強に疲れた時とか、気分転換したい時は、いつでも練習に顔を出してください!!

セフティーバントを決めるメイさん
セフティーバントを決めるメイさん

 

さて、練習はランニングから始まって、ロングティーバッティング(文末「用語解説」を参照下さい)の後、小学生チームは来週に東日本大会を控えているので、中学生チームとの壮行試合に臨みました。

 

東日本大会と同じルールを採用し、70分ゲームとします。

ピッチャーまでの距離、塁間、ボールの大きさは全て小学生サイズに合わせての「ガチンコ対決」で行いました。

珠算で東北大会に出場するアカリさん
珠算で東北大会に出場するアカリさん

最初、中学生チームのピッチャーは2号球に慣れないせいか、コントロールに苦しみ、4回位まではシーソーゲームでした。

しかし、最終回中学生チームは3番リナ、

4番アイカ、5番マイの3者連続ホームランを

放ち、中学生の貫録をみせつけました。

 

全体を通して、小学生チームは中学生を相手に良く戦っていたと思います。

中学生も「奏ちゃんのボールは、中体連県大会の

相手ピッチャーよりも速い!」と言っていました。

 

中学生の上位打線こそ結構打っていましたが、下位打線は、奏ちゃんに殆ど三振に抑え込まれていました。

 

小中どちらのチームにも、楽しみな部分が数多く見受けられ、今後に成長が楽しみです。

男子顔負けの投球をするリナさん
男子顔負けの投球をするリナさん

 

その後、レクレーション的になりましたが、野球の試合をしました。

 

いつも、野球部とはソフトボールでの試合をする事がありましたが、今日は野球の試合をすることにしてみました。

 

小学生時代は野球部員だったリナさん、ピッチングは圧巻でした。レクレーションなのでスコアの記録をしませんでしたが、ホワイトタイガースが勝ちました。

練習後、小学生チームが来週参加する東日本大会について、バスの座席と宿泊する宿にまだ余裕があるので、中学生に「応援に行きたいか!」と尋ねたところ、中学2年生7名が手を上げたので、急遽、希望者を花巻まで応援に連れて行く事にしました。

 

週末に自分が出場する訳でもない試合へ、それも近所の球場でやる訳でも無いのに、わざわざ応援に駆けつける姿勢が嬉しかった。

 

もう、すっかり同じチームメイト、あるいは、姉妹の様な関係なのでしょうか?
小学生のメンバーも喜んでいるし、小中の子供たちにがコミニュケーションを計るには、とても良い機会になるのことでしょう。応援があるということは、試合中、本当に心強いもので、大きな味方が出来ました。

 

目指していた一つの姿に近づけた気分です。それは単に試合に勝つだけのチームを構成するのでは無く、お互いを思いやる仲の良い、大家族の様なチーム作りという理想にです。

ワンポイント用語解説

 

「ロングティーバティング」とは 軽くボールを投げてもらい、グランドに向かって思いっ切り

打つ練習です。
振りの鈍い子や、思い切りの悪い子には「強く振って、遠くに飛ばす!」ことを意識させ、思いきっりスイング出来るように指導します。


昨日の下位打線大爆発は、この練習が功を奏したのか否かは分かりませんが、皆思い切りが良くなってきています。