東北小学生ソフトボール宮城県予選会

準備体操
準備体操

今日は第10回東北小学生ソフトボール宮城県

予選会に出場しました。

会場は、石巻市桃生町の桃生中学校そば、河川

敷きグランドです。
朝6時に気仙沼小学校集合、子供たちが車に

乗り込み「さあ出発!」って時に車の後輪

タイヤがパンクしていることに気づきました。

急遽、監督の奥さんの車を用意してこれに乗り

換えて再出発するというハプニングがあり

ました。

オーダー表交換
オーダー表交換

参加予定チームは、「松島ビクトリー」

「中津山第一小学校」そして、

気仙沼ホワイトタイガースの3チームと聞いて

いましたが大会申込み締め切りは「当日の朝」

ということになっていましたので、会場に

行ってみないと実際の参加チームは分からない

状況でした。

 

組合せ抽選会もその場で行われ、開会式は省略

されるというので、異例ずくめの大会でした。

 

会場は、パターゴルフ場が隣接し、家族連れで

ピクニックでもするには最適なきれいな場所で

した。今、気仙沼でこのようなきれいな場所を見つけるのは、難しいだろうと思えました。

 

さて、参加チームは結局、当初聞いていた通りの3チームでした。この所大きな大会が続き大会

にも慣れたせいか、或いは、今日は三遊間の主力メンバーが抜け(ショートとサードが欠場)

2敗を覚悟していたせいか、私の心は穏やかでした。

 

間もなく、対戦相手の組み合わせ抽選会と監督会議が行われ、第1試合目の対戦相手は

「松島ビクトリー」に決まりました。

カッチャン
カッチャン

 

両軍ベンチに入り、松島さんのシートノックが

始まりましたが、これまでの松島では、考え

られない内容で、練習不足が感じられた。

 

松島さんも震災の影響をもろに受けて、つい

最近まで休部状態だったと言うから仕方が無い。

震災前のチーム状態であれば、主力メンバー

2人が抜けたホワイトタイガースでは歯が立ち

ませんが、今日は我々にも勝機もあるなと

思えてきました。

公式戦初出場のゆなちゃん
公式戦初出場のゆなちゃん

 

実際、試合が始まると、ホワイトタイガースが

どんどん得点を重ね、終ってみると27対6

で我がチームが勝利したのでした。

 

なかなかアウトの取れない、去年の我がチーム

の姿を見ているようでした。 

「スパイクに穴が」と言いながら力投する奏ちゃん
「スパイクに穴が」と言いながら力投する奏ちゃん

第2試合目は中津山第1小との対戦です。

このチームは昨年のレギュラー選手が7人も

残る強いチームです。

シートノックを見ても、完璧に近い守備力を

見せています。

「これはちょっと厳しい内容の試合になる」と

思いましたが、予想通り22対0の大差で敗退

しました。

 

三遊間が欠場のため、センターのもりこを

ショートへ、サードはファーストのまどちゃんを

レフトのコマチャンをファーストに回すという

苦心の守備体系で臨みましたが、付け刃でかなう相手では無くその通りの結果となりました。

 

初回の14失点を除けば、それなりの試合だったので、1回に大量得点されるケースの修正は、

今後の課題の一つです。

試合の後はピクニック気分
試合の後はピクニック気分

とりあえず、今日は大きな声を上げることなく

指揮することが出来ました。物足りなさは残り

ますが、1勝できたので良しとしましょう。

そして、何よりもこんな状況下で「宮城県大会」

が開催された事実に素直に喜び、感謝したいと

思います。

 

壊滅的な被害を受けて、チーム存続の危機に

あった「名足マリンガールズ」も9名揃った

ことですし(今回の参加には間に合わなかった)

また「蔵王」も来年は出場できそうだお聞き

していますので、来年は5チーム全部揃っての

開催を願って止みません!

 

但し、我が気仙沼ホワイトタイガースも、6年生5名が抜けてしまうと、残るメンバーは9名

丁度となります。実は、我がチームもうかうかしていられない状況なのでした・・・・。