気仙沼小学校の校庭は貴重なスペース

22日(土)は「第5回三陸新報社杯宮城・

岩手高等学校女子ソフトボール大会」が

気仙沼小学校の校庭でで行われる予定だった

為、ホワイトタイガースの子供達には、

大会を見学しながら大会補助員として手伝

ってもらうことにしていました。

 

しかし、雨のため大会は23日に順延となり、

結局練習もできないので、22日は休養日と

しました。

 

気仙沼市内の多くの学校の校庭・公園・広場

には、仮設住宅が建設されているため、大きな大会や支援イベントを行うことの出来る場所と

いえば、現状では唯一気仙沼小学校の校庭のみなのです。

 

何かのイベントがあるたびに、私たちの練習は隅に追いやられてしまうことになります。

練習が出来るだけでも幸せではあるのですが、存分に練習が出来る日はいつになるのでしょうか?

22日は一日中雨が降り続いた為、今日

23日(日)もグランド状態は悪く、大会

は結局中止となってしまいました。

気仙沼市ソフトボール協会の人たちと、

前日の朝早くから会場準備などに追われ

ましたが、中止になりとても残念です。

 

朝5時に大会中止が決定し、そこから会場の

撤去作業を行いました。ライト側は何とか

使える状況でしたので、小学生チームは、

急遽午前中練習に予定を切り替え、集合は

9時として連絡を流しました。

 

大会の撤収作業などが終了すると間もなく、子供達の集合時間となっていました。

休む暇なく練習を開始したのでした。

 

今日の練習は、子供達8名と大人4名が集合しました。私と小山コーチに、なっちゃんパパと

サワちゃんパパが、手伝ってくれました。

キャッチボールなどは、子供2人と大人1人が

組になってもらって、じっくり鍛えました。

子供同士のキャッチボールだと、暴投の投げ

合いとなり、キャッチボールというよりも、

球拾いの時間ばかりが多くなってしまうので、

親子でやった方が練習は効率的になり、親子の

コミニュケーションも計れるので、一石二鳥

です。

 

しかし、今日の気温はぐんぐん上がり、20度

を超えたので、その後練習でトスバッティング

打撃投手・ノックと立て続けに手伝って頂いた

お父さん方の額には汗が光り、お疲れのことだったと思います。

 

でも、皆さん野球経験者であり、きっと「いい汗をかいたに違いない!」と私は勝手に思い

込んでいます。(^^)/

練習の最後にシートノックを行いました。新チームになり、まだポジションは確定できる状態

ではありませんので、誰がどこを守っても同じという状況です。

とりあえず、悩みながらポジションを振り

分けてみました。「ピッチャーもりこ、

キャッチャーサワちゃん、・・・・・

レフトゆうなちゃん」と発表すると、

ゆうなちゃんからは「レフトってどこですか?」

と返され、カクっとしました。

 

毎年の事ではありますが、新人チームになると、

また1からスタートです。小学生チームの指導

は正に「1に忍耐、2に忍耐・・・」と続くの

です。

 

とりあえずの守備ポジションでノックをしてみましたが、思ってた以上に守れたのでちょっと

驚きました。

練習の後半に、中学3年生の凜さんがおかあさんと一緒にやって来ました。
修学旅行で東京に行き、ディズニーランドで小学生の子供達にお土産を買ってきてくれたと

いうのです。

練習終了後、凜さんから直接子供達にお土産のクッキーが渡されました。実に微笑ましい

光景です。凜さんの後輩を思いやる優しい気持ちには、本当にうれしく思いました。

 

大会は中止となり残念な週末となりましたが、ホワイトタイガースとしては、良い練習が

できた1日でした。
気になる中学生チームは、今日、鹿折中学校のソフトボール部として、登米市に練習試合に

行きました。登米市の中学校もどこも部員数が少なく、チーム編成が大変なようです。

今日の練習試合相手は、東和中学校と南方中学校と豊里中学校の3校連合チームということ

でした。

 

同行した林コーチからの報告によると、第1試合は10対3 第2試合は9対0で、それぞれ

鹿折中学校が勝利を収めたとのことでした。

試合の内容も、攻守にわたって終始いい感じだったそうです。来週の中体連新人宮城県大会に

向け、いい感じで仕上がってきています。

 

来週の県大会には、小学生チームも応援に行く予定です。

「頑張れ!鹿折中(気仙沼ホワイトタイガース)学校!」