少子化という大きな壁

昨晩、雨が降り続いた為、グラウンド状態が心配

されましたが、予定していた中学生チームの練習

試合は、無事行う事が出来ました。
会場の室根東小学校へ9時に到着すると、本日の

試合相手である室根クラブチームは、まだ誰も

来ていません。

しばらくすると、室根ソフトボール協会の審判員

の方が姿を現わし、「今日は、9時に会場準備で

子供達は10時頃集合する事になっています」と

告げられ、私たちにちょっとした聞き間違いが

あったようです。

ところで、室根クラブは、室根中学校にソフト

ボール部がないので、ホワイトタイガースの

ように、クラブチームとして練習を開始した

という事で、同じ境遇に親近感を覚えます。

メンバーは、3年生と1年生で構成され、

小学校時代ソフトボールをやっいてた子達が

集まってできたチームだそうです。

しかし、生徒数が減少するこの地域にとっても

中学校の部活動間で「生徒の奪い合い」状況

にあり、存続についていろいろな問題を抱えて

いる様です。

 

どこの地域でも、チーム運営には多かれ少なかれ問題があり、大変な状況です。

我がホワイトタイガースも、メンバーの確保には、同様に先行きの不安の課題を抱えています。

少子化の問題は、色々な面で大きな問題であります。

ありささん
ありささん

ベンチ入りしてから、先発メンバーを発表しま

した。名前を呼ばれた子は、返事をし、他の

子は、拍手をします。

「1番サード朱音」「ハイ」パチパチパチ。

「2番ファースト芽」「ハイ」パチパチパチ。

・・・といった具合に読み上げて行きます。

生徒たちは、緊張した面持ちで発表を聞きながら

拍手をします。
そして、最後に「9番ライトあさり」と言うと

全員がいきなり大爆笑。

私は一瞬「え、何???」と思いましたが、

すぐに間違い気づきましつた。

「ゴメン、ありさだ!」

さて、相手チームが揃うまで、我がチームは1時間以上、充分に練習が出来ましたのでちょっと

有利でした。

しかし、雨が降ったり止んだりという生憎の天候であった為、ピッチャーは、ボールが滑り、

両チーム思うようにストライクが入りません。それ故、ちょっとだれてしまい、緊張感に欠けた

試合となってしまい、1試合目は17対5で負けてしまいました。

 

今日は、4番の愛華さんが欠席だったので、来シーズンに期待を寄せている「元柔道部」の

スラッガー紋佳さんを4番に抜擢して、打たせてみる事にしました。

ただ、今日はプレッシャーもあったようで、まだまだこれからの内容でした。

 

雨で寒かったので1試合で終わりかと思っていたら、生徒たちが「もう1試合やりたい」という

ので、2試合目も決行しましたが、1回の裏が終わったところで、雨が強くなり、練習試合は

終了となりました。

 

今日は、良いところが少ない内容でした、そんな中、小学6年生のまどちゃんが、中学生

チームの一員として試合に参加してくれた事が、大きな収穫でした。今回の試合を契機に

まどちゃんには、今後中学生になっても、ソフトボールを続けて欲しいと願っているところです。