2011年という年の卒団式・終了式

お母さんもキャッチボール
お母さんもキャッチボール

今日は、第1回気仙沼ホワイトタイガース卒団

終了式を、気仙沼小学校校庭で行いました。

この時期にしては、かなり暖かで、最高の天気

となりました。
午前8時45分に集合し、まず最初は、卒団

終了記念行事とし、親子交流ソフトボール

大会を開催しました。

その前に、ウォーミングアップ代わりに、恒例の

鬼ごっこを全員参加で行いました。

開始早々、子供達は真剣そのもので、子供

達に追いかけられるお父さん・お母さんたちは

ソフトボールの試合が始まる前に、すっかり

ヘトヘトになってしまったようです(^^)。

 

さて、ジャンケンの結果、第1試合は中学

3年生と小学6年生の卒団・終了メンバーの

混成チーム vs 中学1・2年生チームの

戦いとなりました。

やはり、この対戦カードが1番緊迫した

試合となりました。

点数は、忘れましたが、最後に中学1・

2年生チームがサヨナラ勝ちを収め、

何とか現役チームの面目を保つ事が

できました。

第2試合は、小学生チーム+私(監督)

 vs お父さん・お母さんチームの対決です。

親子交流の為の試合ではありますが、

子供達は勝負に対しては真剣です。

自分たちが負けてくると、人数の関係で、

親チームは外野に多数守っていたのですが

その事に「外野の人数多すぎ!ずるいよ!」

と私に対し抗議を始めました。

そして、2点差位で負けていて2アウト2・

3塁のチャンスの場面を迎えると、打順を

無視して「大槻さん、先に打って!」と声を

上げる。

何としても「勝ちたい」という子供らしい心境だが、ズルはいけません。

「順番だから、待ってなさい」と言っているうちに、ヨウちゃんが四球を選び、

2アウト満塁で私に打順が回って来ました。

「大きな声で応援してくれたら打つから、

応援ヨロシク!」と私が言うと、子供達の

大きな声の応援が始まりました。

「ヒデキ! ヒデキ! 48才!」と、

やけに大きな声ではあるが、後ろの

「48才!」は、余計です。

笑いを堪えてのひと振りは、確実にボール

をとらえ、レフトオーバーの満塁ホームラン

となってしまいました。
試合は、子供チームがこのまま逃げ切り

勝利を収めたので、お子ちゃま達は上機嫌

でした。

林コーチには、「大槻さんに、またいい所を持って行かれた!」と言われる始末・・・。

正直、1番勝負にこだわっていたのは、子供達より自分だったかな?(^^)/

時間の関係で、ソフトボール大会は

これで終了とし、次に、卒団・終了式を

行いました。

中学3年生には、卒団記念盾と色紙・

写真などが贈られました。
6年生には、「小学校の部終了」という

事で、終了記念盾が贈られました。

卒団生代表でキョウカさんからと、

送る側の代表でリナさんからひと言づつ

スピーチしてもらいましたが、どちらも

心に響く素晴らしい話をしてくれました。

本当にありがとうございました。
卒団・終了という一応の区切りをつけましたが、子供達には、今後もいろいろな形で

ソフトボールや気仙沼ホワイトタイガースと係って頂き、ソフトボールの楽しさ・

素晴らしさを、多くの人達に伝えて欲しいなと願っています。

この後、保護者会を行いました。

チームのより一層の発展と、親同士や

親子間のコミニュケーションを計る事を

願い“親の会”が結成されました。

今後も親子一体となって、気仙沼ホワイト

タイガースが成長して行く事を、心から

願っております。

 

炭に火が起こり、準備も整いましたので、

この後は、親子そろってのバーベキュー

大会にしました。今回の様な親子揃っての

大きなイベントは、初めて開催しましたが、

本当に良い機会だったと思います。今後も、この様な親子交流イベントも、積極的に

取り入れていきたいと強く感じました。

また、今回の参加者は総勢52名にのぼり

ました。

思い返せば、5名の子供達とスタートを

切った気仙沼ホワイトタイガースでしたが

今では10倍以上の人達が集まる団体に

なりました。実に感無量な思いで一杯です。

 

そして、晴れ渡った空の元でのバーベキュー

の味は、また格別でした。

美味しそうな香りと、あちこちにこぼれる

みんなの笑顔に包まれて、とても良いひと時を過ごすことが出来ました。

震災も何もかもを忘れられた瞬間でした・・・。

 

色々ありました平成23年度の気仙沼ホワイトタイガースの活動も、今日で一区切りです。

3月11日の震災直後には、「自然消滅」を覚悟しましたが、チームは完全に復活する

ことが出来ました。

この場をお借りしまして、これまで多くのご支援・応援・激励を頂きました皆様に対し、

心から御礼申し上げます。

 

本当にありがとうございました。

 

お・ま・け

夜には、1日早い私の49回目の誕生日をショートケーキで家族から、お祝いして頂きました。

「48才コール」も今日で最後だったのですね。この事は、ホワイトタイガースの子供達には、

しばらく内緒にしておこうと思います。年は取りたくないものです。

気持ちは「青年」なんですけどね。