昨日（１１月２９日）の三陸新報に、ボラン
ティアの皆さんとの交流ソフトボール大会の
記事が掲載されました。
また、いろいろな方がそれぞれのホーム
ページに当日の模様をアップしていますので
是非「気仙沼 ボランティア ソフトボール」
で検索してみてください。
さて、今日は、震災以後初めての体育館練習を
気仙沼小学校の体育館で行いました。
小山コーチがポツリと、「震災後、ここで
震えながら寝たっけな。寒かったよな。」と
つぶやきました。
そうなんです。本当にそんな事があったのです。
そして、長い人はつい１か月前までここでの
避難生活をしていたのですから、本当に大変
だったことだろう思います。
体育館の補修工事は冬休み以降になりそうだ
という事で、１２月中は何とか体育館が使え
そうなので、出来る事を出来るときに出来る
だけやっていこうと思います。
今日の練習は、野球部との合同練習でしたが、野球部と一緒の時は恥ずかしいのか、ホワイト
タイガースの子供達はなかなか声が出て来ません。
室内では、室内用の少し柔らかいボールでの練習となります。体にぶつかっても、あまり痛く
ないので、少し早い打球でノックしたり、ティーバッティングなどを数多くして鍛えていきたい
と思います。
練習最後のランニングや体操の段になって、ようやく女の子たちも声が出るようになって
きました。次回は、最初から声を出してほしいな・・・・。
これからの冬場の練習は、寒さが厳しく、みんな辛いと思いますが「みんなでガンバロー！」
今でも震災の事は私たちの脳裏に鮮明に刻まれていますが、当時避難所として使われていた
体育館に来ると、震災直後、子供たちの安否を確認する為、避難所巡りをし、子供たちと
再会した時の事を思い出します。
あの未曾有の大震災を、共に経験したこの子達には、特別な思いがあります。何としても、
来年は、この子達と一緒にいい結果を出したいと強く願っております。
それには、練習あるのみです。
冬場、いかに練習をこなせるかが最大のポイントです。
因みに、体育館は「気仙沼小学校野球部」「南気仙沼小学校スポ少野球クラブ」
「ホワイトタイガース小中チーム」「サッカーチーム」など、多くの団体が使いますので
なかなか思うように練習が出来ない現実もあります。