第20回北上カップ綱引選手権大会

 

朝6時に気仙沼小学校集合!

今日は「第20回北上カップ綱引選手権大会」

に参加する為、岩手県北上市に向かいました。

宮城と岩手の県境を超えると、景色は一変し

雪に覆われた銀世界が広がっていました。
子供達は自家用車に分乗しましたが、

私の車には「サワちゃん」と「ゆなちゃん」

が乗りました。

 

**** 車内での会話の一場面 *****

私(大槻):「あんた達、お家でお父さんと

      キャッチボールとかしないの?」

ユナちゃん:「家のそばは、すぐ掘りがあるし

      出来ないよ」

私(大槻):「近くに公園とか無いの?」

ユナちゃん:「無いよ」

サワちゃん:「私の家なんか公園の中だし!」
あぁ・・・そうでした。

私(大槻):「サワちゃんゴメン・・・!」

 

大会会場の北上総合体育館に着くと、子供達は降り積もった雪に大喜びし、興奮気味でした。

「大槻さん、綱引きやめて雪遊びしようよ!」と言い出す子もいました。(^O^)

会場に入り、開会式までランニングをしたり、

身体をほぐしたりしながら、試合に備え

ました。

 

綱引きの試合は、1チーム8名で構成し、

勝敗は1回勝負で決定します。
小学生チームは、12チーム参加しており、

予選は6チームづつ2グループに分かれ

グループ内の総当たり戦でした。

 

と言う訳で、小学生チームは予選5試合を

戦います。

 

第1試合の相手は、メンバー全員が男の子の

チームでした。

さすがに力の差は歴然で、試合開始の

ホイッスルと同時に「あっ」という間に引き

ずられ、ホワイトタイガースは負けてしまい

ました。

まだ要領をつかめていないようでもあり、あっけなく敗退しました。

中学生チームの方は、一般女子の部に特別参加

させて頂き、相手チームは6名とハンディを

つけてもらいました。

 

一般女子の部は、9チームの参加で総当り戦を

行いましたので、1チーム8試合となりました。

中学生チームも、第1試合は粘るには粘り

ましたが、あえなく敗退とあいなりました。

やっぱり我々初心者チームでは、ちょっと

勝ち目はないのかなと、気持ちは沈む一方

でした。

そんな中、小学生チームの第2試合は、開始の合図に良いタイミングでスタートが切れ、

ジリジリと相手を引き寄せ、なんとホワイトタイガースが勝利を収めたのでした。(^O^)/

 

続いて、隣のレーンで試合をしていた中学生チームも、一進一退の持久戦となりましたが

ここは若さの勝利か、中学生チームも勝ってしまったのでした。

 

何とか一つは勝たせたいと思っていたので、勝った瞬間は最高に嬉しかった。

子供たちは本当に良く頑張りました。

 

後半の中学生チームは、少しへばった感はありましたが、小学生チームは、みんなが

「試合に出たい!」と言うので、誰を休めたらいいのか、やり繰りに手を焼きました。

 

最終結果 

・小学生チーム:2勝3敗

・中学生チーム:2勝6敗

 

当初の予想より成績が良く、大健闘してくれました。

私の綱引きの思い出は、次男の授業参観で親子

綱引き大会があり、親たちの試合だったのですが

子供達の大きな声援に本気になって綱を引くと、

次の日から2~3日の間身体中が痛く、動く

のがやっとという状態になってしまい

「今後は、綱引きの時は手を抜こう!」と心に

誓ったものでした。

 

しかし、今日の子供達の一生懸命の姿を

みた時、綱引きの素晴らしさを改めて感じ

ました。

来年も子供達が望むなら、是非綱引き大会に

参加したいと思います。出来る事なら、三男坊の所属する気仙沼小学校野球部も参加させたい

位です。o(^▽^)o


一般男子の部で出場していた林コーチのチームは、惜しくも決勝戦で敗れ、「準優勝」

でした。それにしても一般男子の試合は、凄い迫力でした。

 

帰りは、小学生チームと一緒に帰ったのですが、休憩の為立ち寄ったコンビニで、子供達は

甘える声で「監督!アイスクリーム買って下さい!」というので、今日頑張ったご褒美に

アイスクリームごちそうしました。

普段の練習の時にこそ「監督!」と言ってもらいたいのですが・・・・。

 

今日は、1本の綱をみんなが心を一つにし、一生懸命引っ張る姿に本当に感動しました。

子供達にとっても、今日の綱引きは、きっと良い経験になったことでしょう。