おめでとう!石巻工業高校野球部&ビックニュース

今日は、小中合計23名で練習を開始です。

 

と、その前に、甲子園球場で開催される「第84回春の選抜高校野球大会」に

宮城県から21世紀枠で出場を決めた「宮城県石巻工業高校野球部」の話しを

したいと思います。

 

石巻市も気仙沼市と同じように大きな津波被害を受けた街です。

石巻工業高校野球部選手の7割が家を津波で流されたそうです。

グランドも浸水し、野球用具等全てを失い、練習は出来ない状態になりました。

野球の出来ない期間は、避難所などで積極的にボランティア活動等もしました。

その後、全国の方々から、野球用具の支援を頂き、練習を再開できたのは、

震災から40日も後でした。

石巻工業高校野球部は、全国から野球の上手な選手を集めたわけではありません。

全て、地元の石巻市近郊の中学校から来た選手たちです。
多くの人たちから頂いたあたたかい気持ちに応える為

「試合に勝って石巻の人を元気づけよう!」という選手一人ひとりの強い思いが、

こうした結果に結びついたのだと思います。

 

私たちホワイトタイガースも、全国の多くの方々から、たくさんの支援・激励などを

頂き、小さな公園で練習再開したのは、43日後でした。

石巻工業高校野球部と似たような環境にあったのでした。

 

「石巻工業高校に負けないよう、寒い2月を乗り切って、良い結果が出せるよう

 頑張ろう!」と気合を入れました。

その効果があったのか、今日の練習は、

終始いつもより気合が入っていました。

体力アップ、ピッチング、バッティング

守備、全てにおいて少しづつでは

ありますが、上達を感じます。
ピッチングを指導している林コーチからの

報告では、今日はリナさん、アカネさん、

もりこらが、コントロールがすごく良かった

という事でした。
バッティングは、アイカさん、リナさん、

ハルカさんなど、良いあたりを飛ばして

いました。

この調子でみんな頑張ってほしいと思います!

最後に、年末から水面下で打合せをしていたのですが、ほぼ確定しましたので

子供達に嬉しいお知らせがあります。

 

それは、4月に中学生ソフトボール大会を開くことになったことです。

 

小学生の大会は、結構ありますが、中学生大会はひとつしかないので、

何とかもう一つ大会を開きたいと検討しておりました。

 

そんな折、昨年、気仙沼の子供達を元気付けようと、ソフトボール教室

開いて下さった元全日本女子ソフトボールチーム監督の「宇津木妙子さん」が

理事長を務める「NPO法人ソフトボール・ドリーム」から「また気仙沼に行きたい」

というお話を頂きました。
そこで、軽い気持ちで「気仙沼で中学生大会を開くことができませんか?」と

お尋ねすると「実施する方向で検討しましょう」と快い返事を頂きました。

 

それで、日程を調整していたのですが、4月28日(土)でほぼ決定しました。
子供達の目標にと思い、今日みんなに報告しました。

大会名は、「第1回宇津木妙子杯震災復興祈願中学生交流ソフトボール大会(仮称)」の

予定です。

詳細が確定しましたら、またお知らせしますが、子供達の心に残るような大会に

なればと願っております。
保護者の皆さんのお力をお借りする場面も出てくるかと思いますが、その時は

よろしくお願い致します。

 

みんなで盛り上げ、成功させましょう!(*^_^*)