昨日、夕方4時50分に横浜を出発し、気仙沼に向かいました。
長いドライブの始まりです・・・・・・。
カーナビによる予想到着時間は、約8時間後の真夜中の午前1時となっています。
天候は、都会では45年振りとなる珍しい(らしい)大雪予報で、既に吹雪状態となって
いましたが、首都高速は割とスムーズに走れました。
しかし、都会は雪に大変もろく、都心部に入ると渋滞が始まり、ノロノロ運転になりました。
「早く首都高を抜けたいなぁ」と気ばかりが焦りますが、ラジオから入る情報は刻々と悪く
なる一方です。東北自動車道は、『川口から一ノ関まで通行止め!』という情報まで
飛び込んできました。お先真っ暗です・・・。
川口が近づき、車がほとんど動かなくなって来たので、安行インターで高速道路を諦め、
一般に降り、国道4号線を北上することにしました。
この時点で、果てしない旅を覚悟したのでした。
途中夕食を取り、ノロノロ運転ではありますが、ゆっくりと北上します。
埼玉県を抜け、栃木県に入り、宇都宮市も過ぎ、那須町に入ると車の列は完全に止まって
しまいました。
前方の信号機が、もう10回以上青になるのに、全く車は進みません(*_*)。
外は吹雪状態ですし、午前1時も過ぎ、眠くもなってきたので、これでは時間の無駄と思い
先程、数百メートル前に過ぎたコンビニまで戻り、そこで休むことにしました。
コンビニにはかなり広い駐車場があり、先程はガラガラだった駐車場は、車で一杯に
なっていました。なんとか空いてたスペースに我々の車も停める事が出来て、ひと安心です。
真夜中だというのに、コンビニは大繁盛の様子でした。
3時間位車で仮眠をとり、朝5時頃に目を覚ましましたが、昨夜道路に止まっていた
トラックは、まだそこにいました。
この状況を見た時、昨夜、コンビニまで引き返して本当に良かったと思いました。
全く車が動く気配がないので、i-phoneで回り道を検索し、とにかく進むことにしました。
雪道の田んぼ道や、山道を越え、道を探しながら進みましたが、またそこでも渋滞が発生
しています。それでさらなる回り道で、なんとか福島県白河市に入りました。
そこからは、雪道でしたが大きな渋滞も無く、北上することができました。
とにかく早く帰りたいので、昼食も取らず車を走らせ、仙台市に入ると、道の雪も大体
溶けてなくなり、車は順調に走れるようになりました。
ようやく気仙沼の自宅に着く頃には、時間は既に午後5時40分でした。
こうして、横浜出発から約25時間の気の遠くなる様なドライブは、無事ゴールしたの
でした。記憶に残る長旅となりました。
当初の予定では、未明に帰宅し、仮眠後、ソフトの練習を見る予定でしたが、とても
それどころではありませんでした。大変な時に遠出をしてしまいました。
疲れました。