第13回内田清杯東北小学校男女大会

 

朝6時に、大会会場のむつ運動公園に到着

しました。

下北半島は恐山のふもとに位置する、自然に

囲まれた、綺麗なグランドでした。

天気も快晴で、気持ち良い朝です。

 

ユニホームに着替え、監督会議に臨みました。

監督会議が終わると直ぐに開会式です。

 

各チームがそれぞれの団旗を持って集まって

きているのを見て

「あっ、団旗のポール忘れた。」と・・・。

でも、齋藤コーチがその辺の倉庫から手頃な

棒を見つけ、なんとかなりました。(; ^_^;)

さすが齋藤コーチ、ファインプレーです!

 

開会式は、割とあっさりとした簡素な

イメージの式でした。

1回戦の相手は、青森県代表の平賀東SBCです。

 

さて、打順ですが、出張でしばらく練習を見ていなかったので、オーダーを組むのに

悩みましたが、林コーチと齋藤コーチから「ナナミが、いいですよ!」と聞いて

いましたので、ナナミちゃんを2番に上げることにしました。

 

そして、これまで、ハッタリの4番で頑張っていたオトカちゃんを6番に下げ、

気軽に打ってもらうことにしました。

 

また、4番バッターは「4番目に打つ役目」という事でユナちゃんにしました。

 

試合は、気仙沼ホワイトタイガースの先攻で始まりました。

 

1番アンリちゃんは、セカンドゴロを打ちましたが、間一髪でアウト。

2番ナナミちゃんは、ファーストフライでツーアウト。

3番マリンちゃんは、9球粘ってフォアボールで出塁します。

しかし、続く4番ユナちゃんは、敢え無く三振で、初回は0点に終わります。

 

1回の裏、気仙沼ホワイトタイガースのマウンドには、我らがエース、アンリちゃんが

立ちました。

 

投球練習を見ると、とても伸びのある、これまでに無いようなスピードボールを投げて

いました。期待が持てます。

 

アンリちゃんは、いい感じで、1番バッターを1ボール2ストライクと追い込み、

4球目を打たせセカンドフライに打ち取ったと思いきや、アミちゃんがポロリと。

うぅ~ん、ちょっと硬いですね!

 

続く2番バッターをピッチャーゴロに打ち取りますが、1塁ランナーは、3塁まで

進み、1アウト3塁となります。

続く3番は、ショートゴロを打ちますが、サワキちゃんが取れず、外野のユウハちゃんと

ココノちゃんの間を抜け、ボールが転々とする間にランニングホームランになって

しまいました。

 

その後、アンリちゃんが踏ん張り、この回は、2失点で切り抜け、1回が終了して、

2対0です。

2回の表、ホワイトタイガースの攻撃は、6番サワキちゃん、オトカちゃん、アミちゃんと

三者連続の空振りの三振に倒れます。なんとも、バットに当たりません。

  

2回の裏には、初歩的なエラーが重なり、あっと言う間に11点を奪われてしまいました。

 

しばらく振りの「泥沼の回」となってしまいました。正直、練習不足が感じられました。

 

3回表ホワイトタイガースの攻撃は、7番ユウハちゃんからです。

ユウハちゃんが三振に倒れた後、ココノちゃんがフォアボールを選んで1塁に出塁します。

代走にココアを使いました。

 

打順は、トップに戻って、1番アンリちゃんの初球にココアちゃん盗塁を試みましたが、

もう少しのところでタッチアウト。

その後、アンリちゃんがフォアボールで出塁し、盗塁を決め、ツーアウト2塁のチャンスと

なります。

 

2番ナナミちゃんの3球目、キャッチャーがパスボールをし、ボールを見失った間に

アンリちゃんが一気にホームをついて、1点を返しました。

 

試合は、終わってみると22対1の大差で敗れてしまいました。

 

試合は負けてしまいましたが、子供達の元気だけは衰えることなく、最後まで大きな声で

応援しました。この事だけは、現在の我がチームの取り柄です。

 

試合途中に時々、全国大会で覚えた徳島美馬さんの応援歌を子供達が歌いましたが、

その時なぜか心にジーンと響くものがありました。

 

試合の途中では、雨が降り出したり、

カミナリが鳴ったりして、何度も中断し、

運営側は大変だったと思いますが、

弾丸ツアーで大会に参加した我々に

とっては、3時間も試合が出来て、

ある意味良かったのかもしれません。

試合の後は、皆んなでお弁当を食べて、

親子一緒に集合写真を撮って

早々、帰路につきました。

 今回は、超ハードスケジュールの日程となり

ましたが、帰りのバスでは、大人はぐったり、

子供達は元気一杯という感じでした。

 

気仙沼小学校に戻ると、時刻は夜の11時を

回っていました。

たくさんのみなさんが出迎えてくれています。

トータル、約25時間の東北大会への遠征は

こうして終わりました。

 

みなさんお疲れ様でした。そして、今回もまた、本当にありがとうございました。