中体連宮城県大会 その2

昨日に引き続き、中体連県大会2日目に行って来ました。


生徒達は場慣れしてきたのか、あまり

緊張していなさそうでした。

 

齋藤コーチも応援に来ていましたので、練習を手伝って

もらいながら、試合に備えました。

ヨウちゃんは体調悪いということ

でしたが、メンバーは9名しかいない

ので、試合までには回復することを

信じるしかありません。

今日の対戦相手は、第4シードの仙台市青葉区第1代表の広瀬中学校です。部員は豊富そうです。

 

試合が始まる前、広瀬中学校の1年生達と一緒になったので、部員数を尋ねてみると「32名」

ということでした。

こちらも負けじと「鹿折中学校のピッチャーは、1年生ピッチャーだから、よくみててね!」

と話しておきました。

さて、試合は、鹿折中学校の先攻で

始まりました。

トップのアンリちゃんがフォアボール

で出塁すると、すかさず盗塁を決め、

その後3番トモちゃんのセンター前

ヒットなどで2点を先取しました。

 

しかし、2対1で迎えた2回の裏に

アンリちゃんがつかまり、あれよ

あれよという間に6点を失ってしまい

ました。

3回の裏にもワンアウト1塁から、

1番バッターにレフトオーバーの

3塁打を打たれ2点を失い、9対2と

大きく引き離されてしまいました。


5回の表、鹿折中学校は、1点を取らないとコールド負けになってしまう場面で、唯一の

3年生6番ヒナちゃんが、執念のライト前ヒットを放ち、1点を返してコールドゲームは免れ、

6回に入りました。

4回以降、アンリちゃんは立ち直り、

0点に抑えますが、鹿折中学校も得点

をあげることはできず、試合は9対3

で破れ、鹿折中学校のベスト8進出は

無くなりました・・・。


3年生のヒナちゃんだけでなく、

2年生、1年生もみな泣き崩れました。

今日の試合は負けはしましたが、

決して最後まで諦めることなく、

ゲームセットまで全力で戦い、その

子供達の姿が感動を呼ぶ素晴らしい

試合でした。



地区大会の対志津川中学校戦から始まり、県大会での2試合でも見せてくれた「最後まで諦め

ない試合」を通し、選手達は多くのことを学んだと思います。

この経験を生かし、新チームでは、さらに上を目指し、ヒナ先輩が一人で守ってくれた鹿折

中学校ソフトボール部の伝統を切らすことのないように、今後も頑張って欲しいと思います。

 

みなさん、2日間の中体連県大会、本当にお疲れ様でした。