全国大会をかけた試合の相手は・・・

 

今日小学生チームは、全国大会を

かけた宮城県大会の予定でした。

しかし、残念ながら大会参加チームが

気仙沼ホワイトタイガース1チーム

しかなく、自動的に全国大会出場権を

手にしました。

 

それで、昨年同様、お父さん

お母さん方に一芝居打ってもらう

ことに・・・。

「大会会場が気仙沼小学校に変わったので、対戦相手が来るまで練習します。」ということで

練習を開始しました。子供達は、全く疑うことなく「相手は強いんですか?」と気にしながらも

今日は特に大きな声を出して練習します。

子供達も「今日は絶対に勝って全国大会に行きたい」という気持ちがあるようです。

 

ひと通り準備練習が終わった頃、お父さんお母さん方には、校舎裏に移動して待機して頂き

ました。

私は「そろそろ相手のチームが来る頃なので、相手チームが来たなら、大きな声で挨拶

するんだよ」と話ます。

間も無く、アミちゃんパパが「相手チームが来ました。」と報告に来たので、子供達は一列に

整列して、対戦相手が現れるのを待ちます。

そこにお父さんお母さん方が一列に並んでやって来ました。

私が「対戦相手来たぞ!」と声をかけると子供達は「何これ!」「何でぇ~!」とざわめき

はじめましたので、私が種明かしをしました。

 

「今年も県大会の参加チームが1チームしかなかったので、これからお父さんお母さんチームと

 試合をします。この試合に勝つことが、全国大会に行くための条件になります。」と。

 子供達は「よし、絶対に勝つぞ!」と目の色を変えて試合に臨みます。

  

さて、試合の方はマナちゃんの特大ホームランなどで、子供達チームが終始リードしてましたが

最終回、お父さんお母さんチームの手加減の知らない怒涛の攻撃で、ついに9対9と追い

つかれてしまい、延長戦に入ることになりました。

まだ負けた訳ではないのに、泣きべそをかく子供達もいました。(^^

 

そんな中、オトハちゃんは「落ち込まないで気持ちを切り替えて!」とみんなを励まして

いました。

延長の6回表、子供達はマナちゃんの3塁打などで3点を取り、後は6回裏を守り切るだけです。

 

じわじわと追いつかれ12対11となりますが、何とか最後の打者を打ち取り試合終了!

子供達は飛び跳ねて喜びます。

 

今日は、練習開始のランニングから終始元気な声を出して戦うことができました。

このチームの雰囲気なら、勝ち負けは抜きにして連れて行っても良いかな?と

ちょっぴり思えたのでした。

 

子供達には

「全国大会の出場の権利は手にしましたが、正直なところ、今のレベルでは全国大会で戦うのは

 厳しいと思います。大会の参加については、申込期限ギリギリまで練習を重ね、どれだけ

 上手くなったかを見て決めたいと思います。」と伝えました。

 

まだ2ヶ月ありますので、上達は望めます。

それを目標に、みんなで頑張ることは尊いことだと思います。

さてこれからどうなることか?みんなで頑張って行きたいと思います。

 

今日は、お父さんお母さん、お芝居から試合まで本当にありがとうございました。

でも楽しい一日でしたね!(^^