いよいよ今日は全国大会決戦の日。
朝食後大会会場に向かい、対戦相手の
試合観戦をしました。
薩摩フェアリーズ(鹿児島)対明和中学校
(三重)の試合で、勝利した方が対戦相手
となります。
明和中学校が、上手な小技と好走塁で
点数を重ね8対2で勝ち上がりました。
試合は午後3時からなので、その前に
1時間程軽い練習を行いました。
守備練習にティーバッティングとひと
通り出来たので、準備は万端です。
あとは、全力を尽くすのみです。
試合会場に乗り込むと、前の試合が長引いて試合開始がかなり遅れそうでした。
試合を観戦したり、キャッチボールなどをして試合開始を待ちます。
前の試合が終わり、ホワイトタイガースは三塁側ベンチに入ります。
フィールディングがないということで、直ぐに両チームがホームベース前に整列しました。
お互いに挨拶を交わし、ホワイトタイガースの子供達は、いつもの応援歌を歌いながらベンチに
戻ります。今の中学3年生が北海道帯広市での全国大会に参加した時に、徳島の美馬さんから
パクった応援の仕方です。すっかり我がチームにも定着しましたが、このメンバーで歌うのが
最後かと思うと寂しいものがあります。
本日の先発オーダーを発表しましょう!
齋藤監督が1ヶ月悩みに悩んで、昨日最終的に決定したオーダーです。
[1]アンリ
[6]サラ
[4]アミ
[1]サワキ
[3]オトカ
[2]ナナミ
[D]マリン
[5]カノン
[8]ミレイ
ーーーーーー
[7]ココノ
[控]マッチャン
[控]ユイコ
[控ミユキ
[控]ココア
[控]ミナミ
この15名で戦います。
1回の表裏は、両チーム得点がありません。
アンリも三人で抑え、まずまずの立ち上がりです。
2回表、オトカとカノンがフォアボールで出塁しますが、あと一本が出ず得点に繋がりません。
2回裏、アンリはサードゴロ・三振と簡単にツーアウトを取りますが、6番打者の打った打球は
フラフラっとレフト前にに落ちるポテンヒットになります。
続く7番打者は、振り逃げで出塁しツーアウト1・2塁のピンチを迎えます。
8番打者が打ったセカンドゴロは、大きくイレギュラーしてセンターに抜け、その間に二塁
ランナーが生還して1点を失います。ちょっと無駄な1点でした。
3回表、打者は一巡してトップのアンリから。
1&2からセンターを大きく越えるツーベースヒットで、ノーアウト二塁のチャンス。
2番サラもピッチャー前にバントを決め、1塁手のエラーも誘いノーアウト2・3塁とチャンス
が広がります。
3番アミのセカンドゴロの間に三塁ランナーが返り、1対1の同点とします。
なおも1アウト3塁で、チャンスが続きます。
4番サワキは、サードへの強いゴロを打ちます。
三塁ランナーがホームを狙いますがタッチアウト。2アウトランナー1塁となり、一塁ランナーをミナミに交代してみました。5番オトカは、ライトゴロに倒れチェンジ。
3回裏、明和中学校の攻撃はトップの1番から。ショートへの内安打で出塁します。
2番もセンター前ヒット。続き盗塁も絡めてノーアウト2・3塁とされます。
ここで、3番打者は空振りの三振に抑えます。
続く4番打者はセカンドゴロを打ち、その間に1点を失い、なおもツーアウト3塁。
5番打者はセンター前にヒットを放ち、更に1点を追加され、3回が終了して1対3とされます。
4回、5回とホワイトタイガースは三者凡退が続きました。
明和中学校は好打と好走塁で得点を重ね、5回が終了して1対5と離されてしまいます。
しかし、6回表ホワイトタイガースが反撃に転じます。
1アウトから、この日4番に抜擢のサワキがレフト前ヒットで出塁。続く5番オトカ・6番
ナナミもレフト前ヒットで続き、1アウト満塁のチャンスを迎えます。
ここで齋藤監督が動きます。県予選で大活躍したマッチャンを代打に起用します。
ベンチからは「アマダー!」コールが沸き起こります。
これに応えたマッチャンは、右中間を破る走者一掃のツーベースヒットを放ちます。
これで4対5となり、あと1点差までに追い上げます。
なおも1アウト2塁のチャンスが続きますが、8番カノンがショートフライ。
9番ミレイが三振に倒れ、追加点は取れませんでした。
ホワイトタイガースは6回裏の守りにつきましたが、途中で制限時間の90分が過ぎ
「ゲームセット!」が宣告さえました。
子供達は整列をし、お互いに挨拶を交わして、応援に来てくれた方々にもお礼の挨拶をしました。
みんなやり遂げた充実感からか笑顔が溢れます。サラは涙が止まらない様子でした。
バスに乗り込む前に全員で集合写真を撮りました。夕陽に照らされた子供達の笑顔はキラキラと
輝いていました。負けてはしまいましたが、なぜか心地の良い時間が流れていました。
ここ大阪で経験した多くの事は、必ずや今後の子供達 そして、ホワイトタイガースの成長に
つながることでしょう!
みんな良く頑張りました。2017年夏、また一つ素晴らしい思い出が出来ましたね!
今日も暑い、一日本当ありがとうございました。