多賀城宇津木杯1日目

今日は『第6回三陸沿岸中学校女子ソフトボール大会(多賀城宇津木杯)』に参加のため多賀城市へ行って来ました。

三陸道がほぼつながったので、約1時間半で会場の多賀城市中央公園グランドに着くことが出ました。三陸道のおかげで、陸の孤島のハンディが少しは軽減されるようになりましたね!(^^)

さて、寒い中、花火の合図で開会式が始まり、引き続きピッチング・バッティング・守備に分かれてソフトボールクリニックが行われました。

守備では、宇津木監督さんの熱いノックがありましたが「みんなもっと声を出して!」というゲキが何度も飛びました。今年の子供達は、少しおとなしめだったのかな?確かに声が小さかったように感じました。それにしても、エネルギッシュな宇津木監督さんの指導はいつ見ても感動します。

クリニックの後、ホワイトタイガースは、多賀城市立山王小学校に移動して試合を行いました。

第1試合は、秋田選抜チームとの対戦でした。

1回の表、ホワイトタイガースの攻撃は、三者連続三振で終了。

1回の裏のマウンドには、サワキちゃんが上がります。

トップバッターが打ったショートゴロをファーストへの悪送球といういつものホワイトタイガースらしいプレーで幕開けです。(^ ^)

その後も、エラーとツーベースヒットなどで2点を先制され、ワンアウト2・3塁のピンチが続きます。6番バッターが打った強烈なピッチャーライナーをサワキちゃんが好捕し、ランナーが飛び出した3塁に転送し、ダブルプレーで切り抜けました。

しかし、ホワイトタイガース打線は、全く相手投手をとらえることが出来ず、それに対して秋田選抜の強烈打線はじわりじわりと点数を重ね、4回裏途中で10対0の完全試合のコールドゲームで破れてしまいました。ホワイトタイガース始まって以来の中学生チームの大敗となってしまいました。

次の試合は第4試合でしたので、昼食と休憩を取り練習を開始しました。

練習を始めるとだんだん雪が降り出しました。寒くて手はかじかみ、ずぶ濡れになりましたが、子供達は楽しそうです。ミユちゃんとマユキちゃんに「そろそろやめようか?」と声をかけると「楽しいからまだやりたいです!」と。

私は中学生のネット打ちを手伝いましたが、交代でネット打ちに上がってくる子供達は「齋藤監督はだんだん鬼になってきています!」「手が冷たくて死にそうです!」と言いながらも、みんな笑顔でとても楽しそうでした。

「じゃあやめるか?」と尋ねると「いえ、やります!」と頑張ってネット打ちを行いました。

第4試合が始まる前に、第4試合は中止と連絡が入りました。

どう考えても試合が出来る状態じゃないし「もっと早く決めてよ!」という心境でした。(^^)

この後、ホワイトタイガースは抽選で破れ、明日は4位リーグで戦うことになりました。

今日は試合は、途中で中止になってしまい残念でしたが、現代の子供達もこんな雪の中でも喜んで

頑張るんだなぁということを知り、嬉しく思いました。

試合結果以上に心に残る雪の中の練習となりました。

頑張るホワイトタイガースの子供達が、また好きになりました!(^_^ //